UBE三菱セメント株式会社の学会発表(V-318)に当社副産物を提供 – CO₂削減・強度向上の可能性が示されました –

Hydrogen Technology株式会社(本社:東京都、代表取締役:山本泰弘)は、2025年9月8日〜12日に開催された「令和7年度 土木学会全国大会」において、UBE三菱セメント株式会社が発表した研究論文[V-318]「副産アルカリ溶液を刺激剤として使用したジオポリマーモルタルのフレッシュ性状及び強度発現性に関する検討」に、当社の副産材を研究材料として提供したことをお知らせいたします。

提供した副産材
・副産水ガラス(ケイ酸ナトリウム溶液)
・副産アルミン酸ソーダ(アルミン酸ナトリウム溶液)

いずれも当社が有する水素生成プロセスの一部で得られる副産物で、適切な品質管理のもと、ジオポリマー系材料におけるアルカリ刺激剤としての活用が検討されています。

学会発表に基づく示唆(要旨)
・従来のコンクリートと比較して圧縮強度の向上が示されました。
・製造工程におけるCO₂排出量の低減につながる可能性が示されました。
※本件は学会での論文発表に基づくお知らせになります、具体的な数値・配合条件・評価手法等の詳細は学会発表資料に準拠します。

関連リンク
学会プログラム(Confit)V-318(※閲覧にはログインが必要です)

当社の取り組み
Hydrogen Technologyは、クリーンな水素の製造・供給に加え、その過程で生じる副産物の活用による資源循環に取り組んでいます。エネルギー分野で培った技術を核に、建設材料分野においても脱炭素化と循環型経済に資するソリューションの創出を目指します。

本件に関するお問い合わせ先
Hydrogen Technology 株式会社
広報担当
Email:support@eh-tech.co.jp

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