台湾の脱炭素化に向けてHydrogen Technology 株式会社が新技術導入 — H2 Energy株式会社との協力プロジェクト始動

Hydrogen Technology株式会社(以下、HT社)は、台湾において革新的な水素エネルギー技術を導入する新プロジェクトを発表しました。本プロジェクトは、HT社が台湾のH2 Energy株式会社(以下、H2 Energy社)および台数科グループと戦略的に提携し、台湾の脱炭素化を支援するものです。独自技術を活用し、台湾のクリーンエネルギーへの移行に貢献します。

HT社のこのプロジェクトは、2011年の東日本大震災を契機にはじまりました。当時、H2 Energy社の劉慶玲会長が台湾のNGO慈済会とともに日本へ支援活動を行い、HT社はその感謝の意を込めて、台湾市場におけるクリーンエネルギー技術の展開を決意しました。

台湾の半導体産業は世界的にも重要な地位を占めており、その製造過程において高純度の水素が不可欠です。この需要に応えるため、HT社は高度な水素精製技術を台湾市場に展開し、持続可能なエネルギーソリューションを提供します。

さらに、HT社は半導体産業だけでなく、台湾国内における水素ステーションの展開も視野に入れており、クリーンエネルギーの供給インフラの整備を進めています。これにより、台湾全土で水素エネルギーの普及を加速させ、交通や産業の広範な分野において脱炭素化を促進します。

本プロジェクトの一環として、HT社は台南市の「沙崙綠能科技示範場域」でデモンストレーションを実施し、台湾における水素エネルギーの可能性を示しました。

H2 Energy社の劉会長は、「HT社との協力により、台湾におけるクリーンエネルギーの未来が開かれることを期待しています」と述べ、さらに台数科グループの廖紫岑会長は、「日本の水素技術を台湾に導入する機会を得たことに感謝しています。特に、工業技術研究院(ITRI)の協力により、この技術を半導体産業や水素ステーションのインフラ整備に応用できる可能性が高まり、台湾の経済成長と脱炭素化への貢献が期待されます」とコメントしています。

本プロジェクトは、2024年1月28日に締結されたHT社とH2 Energy社との基本合意書に基づいて進行しており、台湾における水素エネルギー技術の発展を加速させ、2050年までの脱炭素化目標の達成を目指しています。HT社は今後も台湾市場におけるクリーンエネルギーの普及に努め、グローバルな脱炭素化の流れに貢献していきます。

 

プロジェクトの詳細は新永安新聞(台湾)のオンライン記事をご覧ください。
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■ 本件に関する問合せ先
Hydrogen Technology 株式会社
E-mail:support@eh-tech.co.jp

 

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